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味のある総桐の小引き出し・・良い造り

小画像桐引き出し001
 現代なら書類入れに相当する、5段小引き出しです。
サイズは、A4紙用には、幅はゆったり、長さがきつい、
内側は23.9×28.8cmで、外側は 幅26.9×奥行き31.0×高さ27.0cm。
 贅沢な、総桐製です。
軽~い!
 

小画像引き出し014
 金具素材は、細い真鍮製で黒漆、形は、わらび手で、
可愛いお花が2個ずつ付いています!
さりげない細かな職人芸・・・!
昔のものは、こういう凝ったところが、好き!

小画像引き出し005
 紙が取り出しやすいように、引き出し横に工夫がされています。

 桐製の箱モノは、箪笥(タンス)も含めて、
引き出し前板だけに桐が使われ、あとは杉の場合は、「前桐」といいます。

 引き出しの前板と左右横板に桐を使って、底と奥の板が杉の場合は、
「三方桐」といいます。
 
 これは、すべてに桐を使っているので、「総桐」といいます。

 総桐の場合、とても、とても軽~いです!

 緻密に作られていて、隙間はありません。

 鉄釘(クギ)も使っていません。
竹で作った細く長い楔(クサビ)を打ちこみ沈めて、
表面に桐をかぶせて、竹の楔がみえないように化粧されています。
丁寧なつくりです。

小画像引き出し
 明治時代初期の品なのです。
130年ぐらいは経っているでしょうか。

小画像引き出し011
 ウェンズディでは、明治の文机の上に置きましたが、
当時は、机の横に置いて使われていたと、思います。

 昭和初期までは、1950年代までは、
こういった家具は、ふつうに売られていたのではないでしょうか。
 だんだん無くなっていくのは、1962年東京オリンピックの前後、
日本が高度経済成長を、つっぱしるようになる頃でしょう。
家具を一枚板ではなく、新建材で大量生産するようになります。
 
 丁寧な手仕事の製品は、
現代では、絶滅危惧商品となってしまいました・・・。
大切にしたいですね。 
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