40年前に出会ったスリップ ウェア Slip Ware のデミタスカップ&ソーサー
Slip Ware スリップウェアという陶器、
釉薬ではなく、化粧土という粘土質の泥
( 英語でSlip)を重ねて、低い温度で焼くことにより、
柔らかな味わいが出るのだそうです。
イギリスで古くから有って廃れていたのを、
バーナード・リーチさんが取りあげてから、
日本の柳宗悦さんや濱田庄司さんが広めたものでも有り、
隠れた熱いファンがいるようです。
これは、1975年頃に購入して、
よくコーヒーを淹れていた、
デミタスカップ&ソーサー2客です。
赤い土が、イギリス製のスリップウェアの
特長なのだそうです。
これは赤い土で出来ています。
…どこ製か…忘れました…。
メキシコか中米製かと…思っていました…。
イギリス製だったんだぁ…意外…。
ついさっき、
イギリスのアンティークのスリップウェアや、
陶芸家 濱田庄司 作、バーナード・リーチ指導の島根の湯町窯、
このような6枚画像のスリップウェア食器が
テレビ番組に写りました。
そして、
兵庫、篠山の作陶家 柴田雅章さんのスリップウェアが、
出来上がる過程をテレビ番組で紹介されるときに、
BGMは、アルバート・アイラーのサックスでした !
独特のその音色、響き、
それは、スリップウェアの特長を言い表す
…作為を越える、美、現れる…
という表現にもマッチして、
アイラー好きとしては、
ちょっと感動したのでした。
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