海水浴場のお土産物…


袖師海水浴場駅…という夏期の臨時駅があったのは、
1926年~1963年( 海水浴場は66年まで)のことです。
駅で降りて海辺までは、徒歩1分。
両側に、お土産物屋さんが軒を連ねていました。
浮き輪やビーチボールが下がり、台の上には、
貝で作られたマスコット等が並んでいて…、
1958年のある日には、1日 10万人の海水浴客。
幼子でも安全な遠浅の海…。
この小箱を見ると、風景が目に浮かびます…。
とても愛された海水浴場でした。
砂はとても熱く、素足では歩けなかったくらい…。
波打ち際までは、足の裏が焼けそうになりながら、
一目散に突っ走って行きました。
その海水浴場がなくなって、50年近く経つ…。
この小箱が、50年も前のものだなんて…。
ゴミなのに…、タカラモノなの…。
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