サクラビスク・・・眠り人形・スリーピングドール


1920年代~1950年代(大正から昭和初期)に
おもに北米(アメリカ・カナダ)に輸出された、日本製ビスクドールです。
西洋のドレス、ボンネット帽ですが、
黒いおかっぱ髪で、瞳が濡れたように黒い、
のが特徴です。
陶器の脚は座りやすいように、
ガニまた座り(あかちゃん座り)に曲がっています。
横たえて寝かすと、目をとじるので、
眠り人形と、いわれました。
箱が残っている場合には、
スリーピングドール、とうい紙が貼られています。
サクラビスクというのは、外国での呼称です。
当時の金髪・茶髪・ブルーアイ・ブラウンアイの
ドイツやフランスのビスクドールに対して、
黒髪・黒目のジャパニーズドールだから、
北米で、そう呼ばれたのでしょう。
この子のほっぺはオレンジがかっていますが、
ピンクのほっぺの子は、ほんとに、
サクラの花をイメージさせます。
眠り人形という、機能を呼称にするよりは、
サクラビスクというほうが、イメージです。
小さくて(25cmくらい)はかない感じです。
西洋人形のように主張してる表情がなくって、やさしい。
ウェンズディに入って左の壁、薄青レースの壁 の前にいます。
(¥25.800です)
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